実習最後の課題は、手紙を書くこと、ペーパーナイフで手紙を開封することでした。実際に使ってみて、握りやすさ、開けやすさの重要性を実感したようです。患者さんの障害や生活状況に合わせて道具を選ぶことも、作業療法士の大切な仕事の1つです。
明日から、身の回りの道具に興味を持って、生活してもらえたらと思います。
この実習では作品作りを通し,基本的な技術・行程を学びます.また,身体をどのように使い,作業を行っているかを分析し,リハビリテーションでの手工芸の用い方を学びます.
今日は金工1回目.ペーパーナイフの作成中.どんな作品ができあがるでしょうか.
9月26日~29日,県内の施設・病院・支援学校など,9施設を訪問し,施設見学をしてきました.
参加者からのメッセージ
2年生 Sさん
今回の病院見学では様々な施設を見学させていただくことができました。短期間に複数の施設で細かい説明を受けられたことは施設ごとの特徴を比較しそれぞれの場所にどのような利点があるのかなどを考えることができる貴重な機会となったと思います。
2年生 Kさん
作業療法士の仕事には,リハビリテーションだけでなく,自助具を作る仕事まで幅広くあるということを初めてしりました.実際に病院に行き,患者さんとお会いし,もっと勉強しようという気持ちになりました.
9月29日(金)2,3年生も出席し,臨床実習を終えた4年生による報告会が開催されました.また,編入生2名は,卒業研究の中間報告を行いました.
参加者からのメッセージ
4年生 Sさん
約5ヶ月間の臨床実習では、できないことや戸惑うこともたくさんありましたが、実際に患者さんと関わることで学校では学べないことを学んだり、患者さんの喜びを共有できたり、有意義な時間を過ごすことができました。
4年生 Nさん
臨床実習では治療が思うようにできず、自分の弱点を突き付けられるなど辛いこともありましたが、患者さんと関わることの楽しさや尊敬できる多くの方々との出会いがあり、自身の成長を感じることのできるとても濃い期間でした。
3年生 Aさん
作業療法が特徴とする精神分野や高次脳機能分野の症例も多く、とても刺激を受けました。同時にそれぞれの病気を理解し,作業療法を治療に繋げていけるよう,臨床実習までの残り半年間、勉強に励みたいと思います。
3年生 Mさん
2年時に出た卒業研究の報告会よりも、知識的にも理解できる部分が増え、興味を持って聞くことができた。しかし、情報を見ても評価やプログラムとの関連付けができず,知識、経験がまだまだ足りてないと感じた。今後,病院での実習も始まるため、復習と知識の整理をして望みたい。