研究内容(教員名)

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  • 柴田 克之
    現在行っている研究は、「作業療法」と「人間工学」が融合した領域の人、物、活動、環境をテーマにした研究を以下のように行っている。 1.作業療法で用いる臨床活動を工学的手法(量的)と主観的手法(質的)の視点から解析 2.医療・福祉・教育の領域における作業療法の介入の効果検証 3.移乗、移動の介助動作における身体的負荷を生体力学モデルによる解析 4.ADLやIADLにおける心身の負担を力学的および主観的感応評価による解析 5.人に優しい道具の解析と開発 6.今までにない(alternative)移乗機器・運動機器の研究開発

  • 西村 誠次
    上肢・手の構造や機能などの基礎研究から、外傷後の上肢・手の機能評価・治療法・治療機器の開発などの臨床研究を、医学系(整形外科)と理工学系(機械工学)、保健学系(放射線技術科学)との連携でおこなっています。

  • 杉本 直俊
    分子レベルからヒトまで、すべてを対象とした研究をしています。
    ・環境因子(気温、酸素濃度など)との関りによる病態や健康に関する研究
    ・食品がもたらす健康増進に関する研究
    ・パラアスリートを対象とした共同研究

  • 多田 薫

  • 米田 貢
    学習のメカニズム解明と精神神経疾患、認知症のリハビリテーションへの応用
    ヒトは生まれてから様々な能力を学習行動により獲得することで生活できるようになります。これらの能力の獲得には大脳皮質、小脳、大脳基底核といった3つの脳部位が重要です。我々の研究室では、動物実験では我々が開発した3レバーオペラント学習課題を用い、精神神経疾患の基礎研究では、確率的選択課題(大脳基底核系)と予測運動制御課題(小脳系)を用い、学習回路のメカニズムを明らかにしたいと考えています。これらの基礎研究の成果と臨床データとの関連を調べて効率的なリハビリテーションの方法を明らかにしたいと考えています。私たちは、脳の学習機能の神経基盤を明らかにすることで、基礎研究の成果を臨床応用につなげることを目指しています。(研究室HP

  • エスピノザ ルイス
    研究テーマ
    ①ヒトの健康における人工知能の応用:公的データベースの分析
    ②人工知能を用いた化合物、薬物、薬剤のスクリーニングを行い、抗がん剤や免疫調節剤を研究する

  • 中嶋 理帆
    ヒトの高次脳機能、運動制御ネットワークの解明
    画像統計解析(Neuro-imaging analysis)テクニックや覚醒下手術における脳機能マッピングを用いることにより、ヒトの様々な機能と関連する脳領域、神経線維などを調べることができる。我々の研究グループでは、高次脳機能、運動制御ネットワークの解明、および損傷後の脳の再組織化の解明を試みている。

  • 武田 千絵
    高次脳機能について、近赤外分光法(Near-infrared spectroscopy; NIRS)を用いて研究を行っています。これまでのNIRSの研究では、Trail Making Test(TMT)という注意機能・遂行機能を検査する課題を実施した際の前頭葉の活動を確認し、TMT遂行に影響を及ぼす新たな因子について報告しました。現在も前頭葉賦活課題についての研究を実施しています。また、NIRSを用いた研究以外でも高次脳機能障害関連領域について研究を実施しています。

  • 菊池 ゆひ
    精神障害者の生活障害と運動制御機能に関する研究、作業活動が身体や気分に与える効果に関する研究
    精神障害者を対象としたリハビリテーションを専門としています。精神障害は身体障害と異なり、なぜ生活がうまくいかないのか、その理由がわかりづらいことが特徴です。精神障害者の生活がうまくいかない原因の1つとして、“予測機能”が上手に働いていないことにあるのではないか?と考え、研究を進めています。(研究室HP

  • 太田 哲生
    ・ヒトの運動制御・運動学習に関する研究
    人間は多くのことにチャレンジする中で失敗と試行錯誤を繰り返し、様々なことを学習することができます。中でも運動の制御・学習がリハビリテーションにとって重要であると考えて研究しています。
    ・超音波画像診断装置を用いた嚥下機能の見える化に関する研究
    最近では人間の「食べる」行為に着目しています。超音波画像診断装置を用いて嚥下関連筋の筋硬度評価を行い、高齢者の嚥下機能低下の予防に繋げることを目標にした研究を行っています。
    研究室HP

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