作業療法では治療手段の一つとして,手芸や工芸などの作業を用います。現在、2年生は様々な作業種目(ネット手芸,木工,紙細工など)について、作業活動の楽しさ,基本的な方法,作業の特徴,治療として用いる意義を,実践を通して学んでいます。
今回のテーマは木工。道具を安全に保管・管理するための収納ケースを,各グループで設計,製作をしています。
5月30日は「AED講習会」が行われました。学校や商業施設などで設置されているAED(体外式除細動器)の取り扱いを学ぶため、日本赤十字社の指導員に方にお越し頂きました。
5月15日には金沢市近郊の総合病院の病院見学を行いました.これから学ぶ作業療法の役割だけでなく,看護部,検査部や放射線部など医療専門職の役割や設備,各病院の特徴,病棟の構成などを学びました。
作業療法の仕事は、文字での情報しかなくぼんやりしていた部分が大きかったです。実際の見学を通して、作業療法士というものがとてもはっきりとしました。これから勉強するときに、この勉強は実際の現場ではこういうときに役に立つだろうなということを考えながら勉強していきたいと思いました。(Fさん)
病院見学を通して,4年後には私もこんな風に働きたいという未来像を浮かべることができました。もっと広い視野で進んで学習をしなければ,患者の様々なニーズに答えられないと見学を通して思いました。まず,できることから始めようと前向きに考え,勉強やボランティア活動などを通して様々な経験を得たいと思います。(Hさん)
4月4日,入学式よりも一足早く,作業療法学専攻1年生20名と編入生1名のオリエンテーションが行われました。また,4月7日に入学式が行われ,作業療法学専攻に1年生20名と3年次編入生1名が仲間入りしました。
新しい出会い,様々なことにチャレンジできる時間とチャンスを大切に,これからの4年間を楽しく過ごしていきましょう!ご入学おめでとうございます。