4月から始まった総合臨床実習が9月に終了し、その報告会が9月25日に行われました。4年生から臨床実習、報告会についてのコメントをいただきました。
Kさん…臨床実習では、患者様を担当させていただく中で、講義ではわからなかった患者様との接し方、信頼関係の築き方について、実際の現場で学ぶことができました。また、実習を通して、患者様の心身機能の改善だけではなく、患者様にとって目的のある活動、意味のある作業に注目して、プログラムを立案できるようになりたいと思いました。この3期にわたる臨床実習を通して、より一層、作業療法士になりたいという気持ちが強くなり、卒業研究、国家試験に向けて頑張りたいと思いました。
Tさん…初めは患者様を評価させて頂くことはもちろん,話すことも緊張で一杯でした.また,目の前のことで精一杯になり,患者さん自身を見ることが出来ず,行き詰まり途中で心が折れそうになることもありました.しかし,患者様の小さな変化や感謝の言葉がうれしく,作業療法士を目指した時の気持ちを思い出しながら実習を進めていくことが出来ました.臨床に出てからも,この気持ちを忘れず真摯に患者様と向き合っていければと思います.
Kさん…報告会の前日に同級生、担任の先生方と発表の練習をしました。報告したいことが多くある中で、重要な点に絞り、時間内にわかりやすく伝えることが難しかったです。クラス内で指摘し合うことも勉強になりました。伝わりやすいように意識して発表しましたが、まだまだ納得のいく発表ができませんでした。良かったことも含めて報告会を振り返り、3か月後の卒業研究の発表に活かしたいと思いました。
Tさん…初めての大人数かつ先生方が沢山いらっしゃる環境の中での発表は緊張や不安で一杯でした.しかし,担当してくださる先生方が丁寧に細かな指導をしてくださったこと,何度も練習を重ねたことで,自分でも納得のいく形で発表をすることが出来ました.また,もう一度患者さんのことを考え直す機会となり,反省点も出てきましたが,先生方からご指摘頂きましたことを臨床に出てからも忘れずに意識して取り組んでいこうと思いました.
高校2年生以上を対象としたキャンパスビジットが8月8日(木)に開催されました。作業療法学専攻には、80名を超える高校生、受験生、保護者の方が参加してくださいました。在校生(3年生)も参加し、見学、懇談会、体験授業などを行いました。
面談では、参加者から、受験のこと、大学生活のこと、理学療法と作業療法の違い、金沢大学や作業療法学を志した理由、金沢大学のおすすめなどの質問があり、在校生が高校生や入学時を思い出し、懸命に答える姿が印象的でした。
暑い中、全国からご参加いただきありがとうございました。また、金沢大学でお会いできることを楽しみにしています。
ティーアワーは、学生同士、また学生とクラス担任との親睦を深める目的で、年1回開かれます。今年は午前中で試験が終了したこともあり、大学近くのカレー屋さんでランチとなりました。開催にご支援いただきましたつるま後援会様に感謝申し上げます。
今年も高校2,3年生対象のキャンパスビジットと高校1年生対象のサマーカレッジが開催されます。 皆様のご参加をお待ちしています。詳細は、随時、更新予定です。