春季休業期間となり、また4年生の国家試験も23日に終了したことから、鶴間キャンパスはひっそりとしています。数日前からキャンパス前の紅梅がポツポツと咲き始めました。 今年は例年になく雪が少ない冬となり、雪かき(金沢では雪すかし)を1度もせずに過ごしました。今年1番の積雪日と2018年の除雪後の学内の様子をご紹介します。
「ティーアワー」は保健学類独自の伝統企画です。これまでは担任と新入生が親睦を深める機会として、1年生を対象に行われていました。つるま後援会からさらなるご支援をいただき、今年度から全学年で開催できるようになりました。
今回の3年生はピザパーティーだったようです。この界隈には2件の宅配ピザ屋さんがあります。これまでに見たことがない20枚のピザが届きましたが、あっという間になくなったそうです。
3年生のティーアワーはピザパーティーをしました。1年生の時と比べすっかり仲良くなった仲間や先生とのティーアワーは普段とはまた違った面白さがあり楽しかったです。ピザを食べている時は、担任の先生のプレゼンを聞いて、普段聞けないことを聞き、また作業療法の魅力を知ることができました。3年生ならではの、ティーアワーになったのではないかと思いました。最後に、この仲間と4年生も互いに助け合って頑張っていきたいです。
12月25日(水)に卒業研究報告会が行われました。当日は、2,3年生と教員、そして発表する4年生が出席し、会場の講義室は超満員(70人超)となりました。 卒業研究は、臨床実習終了後、各教員の研究室に2-3名ずつ配属となり、それぞれが興味を持った研究テーマに沿って、研究を進めます。今年度は、言語科目担当の先生が赴任されたこともあり、英語でのプレゼンテーション、卒業論文執筆も初めて行われました。
英語スライドを用いての発表は内容を理解して頂けるか不安でしたが、多くの質問を頂いたことで、上手く伝えられたと実感することができました。また、質問に答えることで自分の中での理解をさらに深めることができました。 自分の考えをわかりやすく人に伝えるという、とても良い経験になったと思います。
“研究”と聞くと難しそうですが、わからないことを明らかにする方法を考えて、実際にやってみる、これだけです。日常的なことでもよくて、僕は雪かきをする時の腰への負担を調べました。予測と違う結果などもあり、色々分かっていく過程がとっても楽しかったです。
3年生対象の臨床セミナーについて紹介します。この講義、演習は、臨床実習を終えた4年生から模擬事例の提示をしてもらい、3年生は評価からプログラム立案までを行います。
Mさん…患者さんとの接し方や注意点など、先輩が実際に臨床実習で学んだことを教えていただきながら評価できるため、とても勉強になります。同じ学生目線の先輩の話が聞け、臨床実習でのイメージがわき、モチベーションにもつながりました。
Fさん…患者さんに対し、どのような評価をし、どのような目標、プログラムが必要かを自分で考えることだけでなく、グループ内で同級生の考えを聞くこともでき、臨床実習をイメージする良い機会となっています。また、臨床実習を終えた先輩と実際に話すことができるため、実習への不安などを相談にのっていただいています。臨床セミナーは、私にとって、とても有意義な時間となりました。
この10月から、2年生の主な通学場所が角間キャンパスから鶴間キャンパスへと移り、作業療法や疾患について学ぶ専門的な講義や実習が増えてきました。作業療法学専攻の特徴的な実習の1つに基礎作業学があり、現在、金工、陶芸、織物を行っています。
作業療法では様々な活動を治療手段の1つとして使用します。作業活動の特徴を知るだけでなく、身体や精神機能への影響についても、実際のモノづくりを通して経験します。